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今回はコーキングを放置し続けると一体どうなってしまうのか
一例をご紹介させていただきます
コーキングを放置し続けると
簡単に大きく分けて上記3つが挙げられます
外壁塗装と共に工事をする事でお得になります
さて本題に戻りますが上記で挙げました3つ全てに当てはまってしまったコーキングの状況を撮影した動画がございますのでご覧ください。
打ち替えと打ち増しの違いについては
こちらの記事で説明しております
合わせてご確認ください
前記事でも書いた通り、今回はコーキングの
『打ち替え』と『打ち増し』の違い・どんな場合かをご説明💡!
【コーキング打ち替えの場合】
打ち替えとは、劣化した古い目地をカッターなどで完全に撤去した後
新しいコーキング材を注入する方法です。
目地を綺麗に撤去する手間がかかる分、増し打ちより費用はかかりますが
劣化した部分をしっかり取り除くことができます。
外壁塗装工事などでコーキング補修をするときは、
基本的には「打ち替え」がおすすめです。
古いコーキング材を撤去して中身を新品にするため、耐久性もとても良くなります。
外壁の目地の隙間をしっかり埋めて、防水性や柔軟性を確保できます❕
増し打ちでは、傷んで固くなったコーキングを修復できるわけではありません。
表面だけ塗り重ねても、内側の古いコーキングは
またひび割れたり隙間ができたりする恐れがあります。
また、古いコーキングと新しいコーキングがうまく馴染まず、
剥がれてしまうこともあるんです、、、😭
増し打ちよりも手間・費用はかかりますが、建材のメンテナンスには打ち替えがベストです。
長持ちする良い補修のためには、
基本的には目地コーキングは打ち替えにするのがオススメです。
【コーキング増し打ちの場合】
増し打ちとは、劣化した目地の上にそのままコーキングを塗り重ねる方法です。
古い目地の状態が悪いと上塗りした部分だけ剥がれてしまう恐れがありますが
作業の手間が少ないので費用を抑えることができます💰⤵️
例外で「増し打ち」の方が適しているのが、窓やドアなどのサッシ周りのコーキングです。
なぜかと言うと、サッシ周りを打ち替えようとしてカッターを入れると、
奥にある防水紙を誤って切ってしまい、雨漏りを引き起こす可能性が高いからです。
補修しようとしてかえって雨漏りの原因を作っては元も子もないですよね😱
そのため、サッシ周りは古い目地撤去をしない増し打ちを行います。
そのほかにも『入隅』という部分も※1
・構造上の問題で既存のコーキングが撤去出来ない場合
・無理やり撤去しようとすると逆に建材を傷つけてしまう
ことが多いため、増し打ちが適しています。
※1…入隅(いりずみ)壁同士が突き当たってへこんで見える部分のこと。
このような特定の箇所では増し打ちの方が良い、と覚えておきましょう🤗❕
時には、既存のコーキングが全て撤去出来ない場所は、
「Vカット工法」というやり方を用いることもあります。
【Vカット工法とは】
古いコーキングをVの字で削ってから増し打ちする方法です✂️
完全に撤去はできなくても、こうすることで新しいコーキングの厚みを確保することができます❕
劣化した既存のコーキングの左右に切れ目を入れ、ペンチなどで引っ張り目地から剥がします⛏
剥がした後残っているコーキングを再度カッターで綺麗に削ぎ落とします。
※少しでも剥がし残しがあると新しいコーキングを注入しても
古いコーキングが新しいコーキングを破断させる恐れがあり、施工不良に😱!
コーキングは目地にしっかりと注入する必要があります💡
しかし、注入しすぎると目地から材料が溢れ出し目地の外側までコーキングが付着します。
そうなってしまうとコーキングの弾性が拡散し、緩衝材としての機能が
低下したりコーキングが破断する可能性があります。
そのため、コーキング注入前にマスキングテープを貼り
目地から溢れ出たコーキングが外壁材に付着しないようにします。
古いコーキングを剥がした目地に直接新しいコーキングを注入すると
乾燥後にコーキングが剥がれてしまう可能性があります🍂
それは、目地とコーキングは接着力が弱いからなんです❕
この接着力不足を補うために、目地にはプライマーを接着剤として塗布し
その上からコーキングを注入する必要があります。
ここまできてやっとコーキングの注入です❗️
コーキングは注入すると目地に吸い込まれるのではなく、目地の上に盛っただけの状態になっています。
そのため、しっかりと密着させる為注入後は押し込む作業が必要になります。
押し込み作業は『バッカー』と言う専用のヘラで行います。
※ALC壁などモルタル系の壁ではマスキングが付着しない為マスキングを行わずに施工します
マスキングテープはコーキングの乾燥状況をしっかり見極め、
タイミングよく剥がさなければなりません。
遅いとマスキングテープが目地両端の外壁部分に強力接着した状態になるので
剥がすのに時間がかかるだけでなく、時には剥がす際に
外壁材を損傷する可能性があるのです。
その後、コーキングをしっかりと乾燥させ完了っ❕
結構な手間隙かかるコーキング補修工事、更には注入の仕方にも
実は2パターンあるんです、それが、、、『打ち替え』と『増し打ち』
次回はその違いも一緒にご紹介させていただきます。
コーキングは、ただ単に外壁材の目地を埋め建物内への
水の侵入を防ぐために使用する物と思われがちですが、
実は外壁材のズレを吸収するという大切な役割も担っています。
外壁材は、日光・雨風・地震などによって微妙に収縮したり、ズレたりすることがあります。
このズレを、実は伸縮性のあるコーキングが吸収し、微調整していたのです。
施工したばかりのコーキングは、実際に指で押すとしっかりした弾力が感じられます。
しかし、5~10年ほど経つと少しずつ劣化が始まります⚡️
コーキングにひび割れが見られるようになったら、
素材そのものの柔軟性が低くなっている証拠です。
数年以内にコーキングが寿命を迎えてしまうというサインです🥸!
ひび割れを放置すると、さらにコーキング材が硬くなって亀裂が入り、
やがては真ん中が切れてしまう「破断」と呼ばれる状態になります。
ここまで劣化が進むと早急な補修が必要となりますので、
ひび割れを見つけた段階での早期補修がベストです!
コーキングの弾力が弱くなってくると、施工した部分がやせて細くなる「肉やせ」という現象が起き、
外壁材との間に隙間が出来てしまいます。
肉やせの状態を放置すると、さらにコーキングが減って「剥離」してしまい
肉やせ・剥離したコーキングをそのままにしていると、
隙間から雨水などが侵入してくる恐れが…😱。
雨漏りが原因で、建物の内部が腐食したり、シロアリ🐜が発生したり
大きなトラブルに結びついてしまうため、そうなる前にコーキングの補修工事が必要です!
🔻🔻 最悪の場合こんな事になる可能性も大です!! 🔻🔻