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劣化した既存のコーキングの左右に切れ目を入れ、ペンチなどで引っ張り目地から剥がします⛏
剥がした後残っているコーキングを再度カッターで綺麗に削ぎ落とします。
※少しでも剥がし残しがあると新しいコーキングを注入しても
古いコーキングが新しいコーキングを破断させる恐れがあり、施工不良に😱!
コーキングは目地にしっかりと注入する必要があります💡
しかし、注入しすぎると目地から材料が溢れ出し目地の外側までコーキングが付着します。
そうなってしまうとコーキングの弾性が拡散し、緩衝材としての機能が
低下したりコーキングが破断する可能性があります。
そのため、コーキング注入前にマスキングテープを貼り
目地から溢れ出たコーキングが外壁材に付着しないようにします。
古いコーキングを剥がした目地に直接新しいコーキングを注入すると
乾燥後にコーキングが剥がれてしまう可能性があります🍂
それは、目地とコーキングは接着力が弱いからなんです❕
この接着力不足を補うために、目地にはプライマーを接着剤として塗布し
その上からコーキングを注入する必要があります。
ここまできてやっとコーキングの注入です❗️
コーキングは注入すると目地に吸い込まれるのではなく、目地の上に盛っただけの状態になっています。
そのため、しっかりと密着させる為注入後は押し込む作業が必要になります。
押し込み作業は『バッカー』と言う専用のヘラで行います。
※ALC壁などモルタル系の壁ではマスキングが付着しない為マスキングを行わずに施工します
マスキングテープはコーキングの乾燥状況をしっかり見極め、
タイミングよく剥がさなければなりません。
遅いとマスキングテープが目地両端の外壁部分に強力接着した状態になるので
剥がすのに時間がかかるだけでなく、時には剥がす際に
外壁材を損傷する可能性があるのです。
その後、コーキングをしっかりと乾燥させ完了っ❕
結構な手間隙かかるコーキング補修工事、更には注入の仕方にも
実は2パターンあるんです、それが、、、『打ち替え』と『増し打ち』
次回はその違いも一緒にご紹介させていただきます。